京北の古刹 ~常照皇寺~
周山街道を北へ車で約1時間、旧・京北町で国道477号に入り、しばらく走ったところに、常照皇寺があります。
南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳法皇によって1362年に開かれ、歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの寺です。
都を遠く離れた山中に相応しいたたずまいで、歴史を感じさせる静かなお寺です。
かやぶきの方丈、長い年月を感じさせるような風合いです。
方丈内部から前庭を見ると、板戸の裏側は鮮やかな色彩が施されていました。
珍しいことに、ご本尊の釈迦如来は欄間の高さに置かれています。
この時期、わざわざここまで訪ねていったのは、常照皇寺も桜の名所だからです。
方丈の横にある開山堂前の「九重桜」は国の天然記念物に指定されている有名な枝垂れ桜です。
この日は満開には少し早かったようですが、見事な枝ぶりの桜でした。
しかしこんな山中にも大勢の人が訪れておりました。皆さんよくご存じです。
方丈前には一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」という有名な桜もありますが、こちらはまだほとんど開花していませんでした。
山門前では境内のモノトーンの雰囲気とは対照的な鮮やかな紅枝垂れ桜が満開となっていました。
もう一つ、これは京北に向かう途中の高雄あたり、ピンクに染まった山肌に思わず車を止めました。
南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳法皇によって1362年に開かれ、歴代天皇の帰依を得た皇室ゆかりの寺です。
都を遠く離れた山中に相応しいたたずまいで、歴史を感じさせる静かなお寺です。
かやぶきの方丈、長い年月を感じさせるような風合いです。
方丈内部から前庭を見ると、板戸の裏側は鮮やかな色彩が施されていました。
珍しいことに、ご本尊の釈迦如来は欄間の高さに置かれています。
この時期、わざわざここまで訪ねていったのは、常照皇寺も桜の名所だからです。
方丈の横にある開山堂前の「九重桜」は国の天然記念物に指定されている有名な枝垂れ桜です。
この日は満開には少し早かったようですが、見事な枝ぶりの桜でした。
しかしこんな山中にも大勢の人が訪れておりました。皆さんよくご存じです。
方丈前には一重と八重が一枝に咲く「御車返しの桜」という有名な桜もありますが、こちらはまだほとんど開花していませんでした。
山門前では境内のモノトーンの雰囲気とは対照的な鮮やかな紅枝垂れ桜が満開となっていました。
もう一つ、これは京北に向かう途中の高雄あたり、ピンクに染まった山肌に思わず車を止めました。
この記事へのコメント
高雄のミツバツツジも咲いているようですね。週末に行こうかと思ってます。
久々に見ました! 洛北も最果ての常照皇寺。
思わず再訪したくなります。
何十年前!となると、今ほど有名でもなく、ほんとの穴場だったんでしょうね。静かな時間を過ごせたことと思います。
高雄のあの花はミツバツツジなんですね。山の斜面がピンクに染まる様は見事でした。
学生時代に常照皇寺を訪れるとは、なんともシブい学生だったんでしょうねえ